カロリーゼロは罠!
人工甘味料がふとる理由4選を徹底解説!
こんにちは。てらだみきです。
ゼロカロリーコーラをたらふく飲んでいた私ですが、辞めたとたん驚くように痩せていきました。
とお医者さんに聞いたところ当たり前ですが
と返ってきました。当たり前です。
ではなぜゼロカロリーがダメなのかを解説していきたいと思います。
ゼロカロリーってそもそもどういうこと?
ゼロカロリーって果たして本当にカロリーがないのでしょうか。
いいえ、そうではありません。若干ながらカロリーがあります。
厚生省のガイドラインににより、100ml当たり5kcal未満であれば「ノンカロリー」と表示できます。
厚生省のサイトには以下のように記載されています。
なお「ノンカロリー」「低カロリー」「ノンシュガー」「微糖」などの表示は、栄養成分表示において規定があります。必ずしも0kcal・砂糖0gとは限らないことを理解しておきましょう。
引用先 : 厚生省 嗜好飲料
つまり、100ml当たり5kcalですので、500mlのベットボトルだと約25kcalを摂取することになります。
つまりゼロカロリーという言葉自体が実際は嘘、ということを覚えておきましょう。
しかしカロリーが少ないならいいじゃないか、と思われがちですが、ゼロカロリー商品には人工甘味料が多く使われています。
その人工甘味料が大きな罠なのです。
人工甘味料がどれだけ怖いものなのか、それを解説していきます。
人工甘味料は脳をだまして食欲を増進させる
ゼロカロリーの一番危ないところは「脳をだまして食欲を増進させてしまう」効果にあります。
ゼロカロリーのものは人工甘味料が入っており、この人工甘味料を舌が「甘い」と感じることによって、脳は「砂糖が入ってきた」と錯覚してしまいます。
ですが、ゼロカロリーのものは通常の砂糖と違いエネルギーをほとんど持っていません。
「砂糖=カロリーあり」と脳は思っているので、エネルギーがないゼロカロリー食品が入ってくると脳は「もっとエネルギーをとれ」と体に命令を出します。
結果、ゼロカロリーを摂取すると「もっとエネルギーをとれ」と脳が命令を出すため「もっと食べなければ」となってしまい、食欲が増進するのです。
人工甘味料はホルモンに作用して体内に脂肪を蓄える
人工甘味料は、“肥満ホルモン”ともいわれるインスリンや、インスリン分泌を促すインクレクチンなどに影響します。
私たちが食事をすると、血液中の糖の濃度=血糖値が上がり、インスリンがすい臓から分泌されて、血液から余分なブドウ糖を除こうとします。
こうしたインスリンの作用で、肝臓や筋肉において、ブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄えます。その結果、血糖は下がるのです。
ところが、肝臓や筋肉に貯められるグリコーゲンには限度がありますから、次にインスリンは脂肪細胞に働きかけます。
そして、余ったブドウ糖は脂肪に変化して、体脂肪として脂肪細胞に溜め込まれるのです。インスリンが「肥満ホルモン」と呼ばれる由縁です。
この「肥満ホルモン」と呼ばれるインスリンが、人工甘味料を摂取した場合にも分泌されることがさかんに議論されています。
1987年の研究で、人工甘味料(アセスルファムカリウム)をラット(大きなネズミ)に注入すると、インスリン分泌が増えることがわかりました。
さらに、ラットからすい臓を取り出して調べたところ、甘味料の注入量に比例して、インスリンが分泌されることが分かったのです。他に、ボストン大学のバーバラ コーキー博士のグループも、動物実験の結果として人工甘味料に反応して、すい臓からインスリンが分泌されることを報告しました。
ヒトの場合も、人工甘味料(スクラロース)を飲んだときのほうが、水を飲んだときより、血糖値のピークが高くなるという研究報告があります。しかも、インスリンの分泌のピークも約20%高くなりました。
つまり、カロリーゼロの人工甘味料が、インスリンと血糖に影響するのです。この状態が続くと、インスリンの能力が疲弊し、2型糖尿病へと進行する危険があります。せっかく健康のためにカロリーゼロ飲食品を安心して摂っていても、実は注意が必要だということが分かったのです。
人工甘味料は味覚を狂わせる
人工甘味料は砂糖の何倍も甘い、というのを聞いたことはありませんか?
種類にもよりますが、有名どころでいうとアスパルテームは砂糖の160〜220倍、アセスルファムカリウムは砂糖の200倍、スクラロースは砂糖の600倍も甘いそうです。
もちろん人工甘味料は薄めて使われていますが、甘味が強い人工甘味料に慣れてくると甘味に対する感覚が鈍ってきます。
以前はコーヒーにパルスイートひとつだったのが今では2つ使っている、という方がいませんか?
そうなると、自然の甘さの果物や天然甘味料を使用したお菓子を食べても、甘味を感じず、ついつい食べ過ぎたり、砂糖を追加したりするようになります。次第に、カロリーの摂り過ぎで肥満になります。
人工甘味料には依存性がある
砂糖もそうですが、人工甘味料には強い依存性があります。
その依存性は「コカインより強烈」とも言われています。
まず、私たちの身体に快感がどのように伝わるのか、簡単に説明しておきましょう。
私たちが美味しい物を口にすると、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、満足感を得ます。
そして「もっとたべたい」と思います。
私たちが食べものから身体にエネルギーを取り込む際、その調節に重要な役割を果たしている神経系を「脳内報酬系」と呼びます。
脳内報酬系は「快楽中枢」とも呼ばれ、自分へのご褒美を与える神経システムなのです。
ところが、「もっとたべたい」という欲求が強くなりすぎると、喜びがコントロールできなくなり、習慣化、乱用、依存、そして中毒へ移行していきます。
このときカギとなるのがドーパミンです。さて、ドーパミンは、一体どのように作用しているのでしょうか。
私たちの何らかの行動によって脳が感動や喜びを覚えたときもドーパミンが分泌され、私たちに快楽をもたらします。
例えば、映画、スポーツや音楽などに強く感動したときに、脳内でドーパミンは分泌されます。
ところが、そういった快楽だけを欲した状態が続くと、ドーパミンの分泌をコントロールできなくなり、依存症や中毒になります。
コカインなど覚醒剤による薬物依存症は、このドーパミンに関係しています。薬物を投与するとドーパミンが分泌され、快感や満足感が得られます。
ドーパミンが枯渇すると、また薬物が欲しくなります。こうして薬物に対する依存症となるのです。
食欲につながるドーパミンとは?
それでは、食欲にはドーパミンがどのように関与しているのでしょうか?
食事を始めると、私たちの体内ではドーパミンが分泌され、食欲が増します。
そのうち、連続した学習により、食べものを想像するだけでドーパミンが分泌されるようになります。
例えば、食べもののテレビCMや写真、料理の音やにおいを感知しただけでもドーパミンが分泌され、食欲が増進するわけです。
こうして、私たちは、食生活を楽しんでいます。
ところが、食事に対する「快楽」への欲望が強く執着した状態では、ドーパミンが過剰に分泌されるようになります。
したがって、薬物依存症と同じように、大量のドーパミンで過食に走ります。
過食により、一時的な快感や興奮、満足感が得られますが、その快感はすぐに効果がなくなり、再び暴飲暴食に走ります。
そのうちに食欲に対するバランスが崩れてコントロールできなくなり、食べもの依存症や中毒に陥ります。
前置きが長くなりましたが、最近、砂糖や人工甘味料の甘さが、脳内報酬系やドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与えて、依存症や中毒に導くこともわかってきました。
腸内フローラのバランスを変えるリスクがある
腸内環境には、「善玉菌」と「悪玉菌」があり、「善玉菌」は主に健康維持に貢献し、「悪玉菌」は害を及ぼします。腸内環境は一般に菌の花畑にたとえられて「腸内フローラ」と呼ばれています。
健康な腸内では、乳酸菌のような善玉菌が悪玉菌が増えるのを抑えたり、善玉菌は、有害物質を体外に排出するのを助ける作用もあります。
腸内の菌のバランスが崩れると、悪玉菌が増えて、代謝能力が低下して、肥満を引き起こす「デブ菌」も増えると言われています。
人工甘味料は、腸内フローラのバランスを悪くするリスクが高く、「ライト」商品やゼロカロリーものは、瘦せないどころか、かえって太ってしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カロリーゼロと人工甘味料の恐ろしさを理解していただけたでしょうか?
かくいう私もゼロカロリーコーラ依存症でした。
それを絶つだけでもだいぶ違いました。
皆さん、ゼロカロリーに騙されていませんか?人工甘味料依存症ではありませんか?
なぜゼロカロリーがダメなのか、そういったことは自分が知っていないと調べることもできないと思います。
そんなことも教えてくれるのがお医者さん。
私がかかっているドクター小池クリニック様のサイトは以下から飛べます。