こんにちは、てらだみきです。
記事を読んでくださっている方はご存知でしょうが、私は主にうつ病が原因で太りました。
よく言われていますよね、「うつ病の薬は太る」って。
でも具体的になんで太るかご存知ですか?
今日はなぜうつ病が太るのかを説明していきたいと思います。
うつ病の薬が太る理由
うつ病の薬は「感覚を鈍くさせる」薬
うつ病の薬は躁状態や鬱状態を抑えるために、気持ちを平たんにさせます。
躁の場合は落とし、鬱の場合は上げる、ということですね。両方に作用する薬は気持ちを中間に持っていく作用があります。
これがつまり「感覚を鈍くさせる」ということに当たります。
何かのアクションに対して「鈍く」させることによってうつ症状を抑えるということです。
うつ病の薬で満腹中枢が「鈍く」なってしまう
うつ病の薬の大半が、副作用に「食欲増進」とあります。
これの大きな原因が前述した「感覚を鈍くさせる」作用が満腹中枢に作用してしまい、満腹中枢がバカになってしまうためです。
そうするとどうなるのか。
まず満腹感を感じづらくなります。
満腹感を感じなくなるため、必要以上に食べてしまったりします。
私の場合は食べ過ぎて吐くまで食べたり、ということもありました。
この「満腹中枢を鈍くする」作用のせいで食べ過ぎてしまうんですね。
うつ病自体で太る理由
まず、動かなくなる
うつ病になると動くのが億劫になりますね。
というより、外に出ることが怖くなり、家に引きこもりがちになります。
もちろんお察しの通り、カロリーを消費することが圧倒的に少なくなります。
薬で太る
前述の通り、鬱の薬は太る可能性が非常に高いです。
際限なく食べてしまう上に、精神科医からは「なんでもいいから食べなさい」と言われるため、体に悪いものも際限なく食べてしまいます。
私の場合、ポテチばかりを食べてました。
どう考えても体にいい影響はないのにも関わらず、それを食べているだけでも精神科医はほめてくれます。
そうして体に悪いものばかりを食べてしまい、体に毒素をためてしまうことで太るということもあります。
過食をしてしまう理由
では満腹感を得られないだけで過食をしてしまう理由になるのでしょうか?
いいえ、違います。過食をしてしまう理由はもう二つあります。
一つは精神科医に「なんでもいいから食べなさい」と勧められること。
そしてもう一つは「食べている瞬間が許される時間だから」です。
現在うつ病を抱えている方は、一度は「なんでもいいから食べなさい」と言われたことがあるのではないでしょうか?いわれたことがない人もいるかもしれません。
これ、実は間違いです。正しくは「栄養になるものを食べなさい」です。
私のようにポテチやジャンクフードばかり食べていてはいけません。
ですが、食欲が落ちてしまった人にはまず「食べること」を指導されます。
また、食べている瞬間というのは嫌なことを考えなくて済む、ということもあります。
食べている瞬間にも嫌なことを考えてしまう人は食欲が落ちていることでしょう。
しかし、食べている瞬間、嫌なことを考えなくて済む人は食事の時間に癒しを感じてしまいます。
食べている瞬間に癒しを感じてしまう人は、食欲が狂っているのも増して変な時間に変なものを食べてしまったりします。
ストレスが原因で太る理由
慢性的なストレスは、睡眠や血糖値を不安定にします。
睡眠や血糖値が乱れると空腹感が増し、ストレス解消のために食べるようになります。
また、ストレスを受けた体は、攻撃されていると受け止めて、筋肉にエネルギーを与えるために、血中にブドウ糖を放出します。
しかし実際の危険から逃げるためのエネルギーが必要なければ、再び血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが大量に出ます。
このインスリンの増加と血糖値の低下が強い空腹感を引き起こします。
ストレスを受けると、甘い炭水化物が無性に欲しくなるのはこのためです。
また、人が睡眠不足になると平均で1日385キロカロリーを余計に摂取してしまうそうです。
これはマクドナルドのポテトMサイズより少し少ないくらいのカロリーに相当します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
うつ病やストレスで太る理由が分かったでしょうか?
うつ病でなくてもストレスはダイエットの大敵です。
もちろんストレスには「無理に食べない」「無理な運動をする」などの過度なダイエットも含まれています。
ではどうやってストレスなくダイエットしていくのか?
今後もそういったテーマでブログを書いていきたいと思います。